Hi-gh ☆ 今日もナッツがやめられない困ったチルルです。
アーモンドにクルミにカシューにヘーゼルナッツ・・・♬
ナッツやシードは良質のタンパク源で、体によい脂肪、ビタミン、ミネラル、そして抗酸化物質を含んでいます。
こんなにおいしくて、しかも栄養がぎっしり詰まっているので毎日の食事やスナックに取り入れないともったいない!
毎日食べるとなると、どういう食べ方が一番ヘルシーなのか気になりませんか?
この記事が参考になれば幸いです。
生のナッツ・シード
生のナッツはサルモネラ菌や大腸菌が付いている可能性があります。微量なため健康な人は心配しなくてもよいようですが、アメリカ産のアーモンドは「生」と表示されていてもすべて低温殺菌されています。
栄養たっぷりのナッツ・シードですが、生の状態だと酵素抑制物質や反栄養素が含まれ、消化や吸収が抑制されてしまいます。これらはローストするか水に浸すことで低減できるので一手間かけてフルに栄養を利用しましょう。
発芽
発芽のメリット
酵素抑制物質と反栄養素は浸水だけでも減らせるのですが、発芽させるとさらに減らせます。その上栄養価もアップ。浸水後ちょこっとツノがでるまで待ってみましょう。
▼ 発芽のメリットについて、こちらの記事もご覧ください
発芽のデメリット
菌が繁殖する恐れがあります。衛生面に気を遣って防ぎましょう。発芽させる際は清潔な容器を使用し、頻繁に新鮮な水ですすぐこと。夏場は特に注意が必要です。
発芽させたものは生ものなので冷蔵庫に入れて1、2日以内に食べましょう。
ロースト
ローストのメリット
サルモネラ菌などが心配な場合はローストすると安心です。加熱によって酵素抑制物質と反栄養素も減らせます。
ローストのデメリット
ナッツに含まれる一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸はコレステロールを下げる効果が期待できるなど、とってもヘルシー。ところが多価不飽和脂肪酸は熱に弱いため、酸化して細胞にダメージを与えるフリーラジカルを生成する可能性があります。また、抗酸化物質やビタミンが失われます。
しかし低温から中温でローストすれば酸化を減らし、栄養の損失も減らすことができるとのことです!温度によるダメージはナッツの種類によって異なります。
また、ローストしたナッツは生の状態のものより酸化しやすくななります。ローストしたナッツは瓶などの密閉容器に入れて早めに食べましょう。数日中に食べきれる分だけローストしましょう。新鮮な方が香りが違います。夏場は冷蔵庫に入れた方が鮮度が保てて湿気にくいです。
生のナッツを買って自分でローストするのがおすすめです。すでにローストして販売されているものは、ローストしたときからかなり日にちが経っています。ローストしたときから酸化が始まっています。
ナッツの保存方法
生のナッツ
チルルはナッツの消費量が多いので、生のナッツを1kg買いしています。生のナッツはローストしたものより鮮度が保てますが、くるみ、ピーカンナッツ、ヘンプシード、松の実、ブラジルナッツは酸化しやすいので冷蔵庫に保存します。それ以外のナッツも冬以外に消費日数がかかりそうな場合は冷蔵庫で保存します。ちなみに冷凍保存もできますよ!
発芽ナッツ
傷みやすいので冷蔵庫に入れて1、2日以内に食べきってください。
ローストナッツ
密閉容器に入れて保存。香ばしさを楽しむには数日以内に食べきるのをおすすめします。冷蔵庫に保存すると長持ち。
まとめ
- 日持ちがするのは生の状態
酸化しやすいものは冷蔵または冷凍保存がおすすめ - 栄養面では発芽がベスト
- 安全面ではロースト
味については好みの問題で、浸水・発芽させたナッツの方が優しい味で好きだという方もいますが、チルルはやっぱりローストだな。ローストしているのアロマ、ロースト後まだ温かいけど少し冷めてカリッとしたナッツ(まだ熱いうちは柔らかいので辛抱して待ちましょう)は美味しすぎて危険!
でも健康オタクゆえ、ときどき発芽させて食べてます。観察するの楽しいし♬
いくら栄養豊富だからといっても食べ過ぎないようにしましょうね。チルルのように 笑
I am nuts...
参照
Raw vs Roasted Nuts: Which Is Healthier? |healthline
Raw vs. Roasted vs. Sprouted: Which Nuts Are Healthiest? |NUTRITIOUS LIFE
Roasting, Soaking, Sprouting, Activating, or Eating Raw - a Guide to Eating Nuts | Treading My Own Path | Less waste, less stuff, sustainable living