Hi-gh ☆ チルルです。
美容と健康によい玄米ですが、発芽させるとさらに栄養価が高まり吸収しやすくなります。発芽玄米はスーパーやネットで手に入りますがお値段お高め。簡単なの自分で発芽させてみませんか?自家製の発芽玄米を炊いたときの、とうもろこしのような甘い芳香に癒されますよ〜。
① 玄米をきれいに洗って約12時間浸水(または一晩)させます。
② 玄米をよくすすぎ、水を切ってタッパーなどフタ付き容器に入れます。
③ ②を1日2、3回のペースで繰り返します。
④ 室温により、1日半〜7日ほどで発芽完了。
⑤ 発芽した玄米をよくすすいでから炊きます。
*浸水時間は、時間がないときは8時間ほどでもOKですが、長く浸水させた方がフィチン酸が減らせます。
*雑菌の発生を防ぐため、玄米は手を使わず網(揚げ物用のカス揚げ)を使って洗うことをおすすめします。ついでに水も切れるので便利です。冬場凍りそうな水に触れなくてもいいメリットも。
真夏など部屋が高温になる場合は注意が必要です。高温の部屋では玄米をこまめにすすいでください。長時間すすがないと発酵・腐敗(ぶくぶく泡が出て不快な臭いがする)してしまいます。外出時などすすぎを行えないときは冷蔵庫に入れておき、冷蔵庫から取り出して発芽プロセスを再開するとよいです。
冷蔵庫に入れても発芽は進みますが、著しくスローダウンします。
*室温25度から28度くらいで発芽させた様子です。
玄米をきれいに洗って約12時間浸水させます。
浸水から24時間後(水切りしてから12時間後)。
一部ツノが出てきました。ツノが出てないものが大半なので、もう少し待ちます。
上記24時間後の玄米をサンプリング比較
- 下の粒:ぜんぜん
- 真ん中:途上
- 一番上:いい感じ。
全体をこの状態以上にしたいのでもう少し待ちます
浸水から33時間後。
全体の9割がこれくらいニョキニョキしたら完成です。
・もう少し手前で止めてもいいですが、しっかりにょっきりしている方がとうもろこし的香りが強くなります。好みの加減を見つけてくださいませ☆
*すぐに炊かないときはすすいでから冷蔵庫へGO!
室温が高いときはすすぎをまめに。
慣れないうちは、こまめにチェックしてすすぐようにするとよいです。
室温に対して許容される放置時間(手の抜き方)がそのうちにわかってきます。
発芽させた玄米を土鍋で炊くとこんな風に。
玄米の粒がふっくら割れてやわらかな仕上がり。玄米は固くてちょっと、、て人にもオススメです。
土鍋での炊き方はこちらの記事を参照してみてね。 ↓
冬の寒い部屋だと発芽までに1週間近くかかる場合もありますが、そんなときは、ホットカーペット、床暖の上など、高温すぎず、暖かくてちょうどいい場所を見つけてみてください。
「玄米は生きている」って実感です。発芽のプロセスは植物に水をやって育てるような、顔色を観察しながら(顔なんてないけど)の対話のプロセスで楽しいですよー。
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